突発性難聴2日目
目が覚めたら何もなかったように聴力が戻っていないか
と甘い希望を抱いて床についたが、そんな都合の良い事はなく起きた瞬間から耳鳴りが続く、でも昨日より音が小さくなってる気がするな、気のせいかな?
営業開始と同時に病院に駆け込んで診察をうける「どうですか?」『わかりませんね』「そうかもなぁ」と曖昧な会話をする、聴力検査をうけると昨日より少し良くなっているけど反対の耳の低音が落ちてるね、なんだろうねこれ?と、そんなのこっちが聞きたい
とりあえず治療のセオリー通り点滴をうける、今日は面白い看護師さんはおやすみらしい
投薬されているのはステロイドだそうだ、アトピーや皮膚炎持ちの私には親しみのあるステロイドだが、血管から入れられるのは初めてだなぁ
と点滴されながらネットで調べると突発性難聴の完治は3割で症状の改善が3割、残りは…という事らしい。えっ思った以上に低いな、治療すればだいたい治る病気かと勘違いしていたぞ3割って地割れやぜったいれいどじゃん、それ当たらないのでは…
そもそも発症率10万人あたり61人程度って、0.061%ってソシャゲのガチャかよ、それでもナンバーズ4の1等当選よりは可能性が高いけど、ってこんな確率が当たっても嬉しくないわ宝くじが当たってくれ、買ってないけど、詐欺は間に合ってる
なんの話だってなんてきたので話を戻そう
点滴を打ってから仕事に向かう、点滴か飲み薬のせいかわからないが聴力が鋭敏になっている気がする
会社は戦場だった、会話が大きく聞こえる、エアコンファンのモーター音、PCのファンの音気になるくらい良く聞こえる、女性社員の会話で右耳がキンキンと鳴る、なんて事だ勘弁してくれ
明らかに聞こえ方が違う、音の周波数によって聞こえ方がチグハグでまるで夢の中のようだ、こんな楽しくない夢があってたまるか、しかし頭が良く回るこれも薬の副作用だろうか
こんな状態と一生付き合うのは御免被る
なんとしてでも治さねばならないと決意を固くする、決意したところで変わらないけども
0コメント